障害者雇用用語集

「合理的配慮」とは

2021年7月5日

株式会社FVP

障害者差別解消法では、障害のある人への「不当な差別的取扱いの禁止」と「合理的配慮の提供」を求めている。「合理的配慮の提供」とは、障害のある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲で対応する事(事業者においては、対応に努めること)が求められている。段差のある場合にスロープなどを使って補助したり、障害のある人から「代わりに書いて欲しい」と 頼まれた際に、代筆が許される書類の場合に本人の意思を確認しながら代筆するなどが「合理的配慮の提供」にあたる。障害者雇用促進法では、事業主にも「合理的配慮の不提供の禁止」が定められており、合理的配慮の提供は、実質的に法的義務となっている。

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