障害者雇用Q&A
Q
過去のパニック発作のことに触れたがらない発達障害者。面接でどこまで聞いてよいのでしょうか?
実習で受け入れた発達障害のある短大生。業務の飲み込みも早く、工場で採用したいと考えています。5年前にパニック障害を発症し、まだ服薬治療が続いていると伝えらました。本人はあまり発作のことを話したがりません。現場には機械も多くありますので、安全配慮ができるかを勘案したうえで採用したいところですが、プライバシーへの配慮を考えるとこれ以上踏み込んで聞くべきではないでしょうか。
過去のパニック発作のことに触れたがらない発達障害者。面接でどこまで聞いてよいのでしょうか?
実習で受け入れた発達障害のある短大生。業務の飲み込みも早く、工場で採用したいと考えています。5年前にパニック障害を発症し、まだ服薬治療が続いていると伝えらました。本人はあまり発作のことを話したがりません。現場には機械も多くありますので、安全配慮ができるかを勘案したうえで採用したいところですが、プライバシーへの配慮を考えるとこれ以上踏み込んで聞くべきではないでしょうか。
A
▼デリケートな部分で、踏み込みにくいこともあるかと思います。FVPの精神障害者採用セミナー(無料)では、面接で収集しておきたい情報、聞き方のコツをはじめ、採用プロセスにおいて押さえておきたいポイントを解説しています。
https://company.fvp.co.jp/fp18/
【発達障害】発作や服薬のことは詳しく知っておきたい情報のひとつ。本人の気持ちに配慮し、「聞き出す」というより「伝えてもらう」スタンスでの質問を。
障害者雇用で就職する人の多くは、自身の障害について知っておいてほしいと考えます。しかしながら、今回の方のように、「触れてほしくない」「話したくない」と考える方もいます。今回は、工場での採用とのことです。安全配慮の観点に立ちますと、発作の頻度やきっかけ、薬の副作用による居眠りの有無などは、やはり把握しておかねばならない情報です。
ご本人の意思を尊重するのは大前提です。
障害のことについて質問するのは、働きやすい環境を整えたいという会社の意思の表れなのだということを、理解してもらう必要があります。「答えられる範囲でかまわない」「どのように配慮すれば安心して働いてもらえるのだろうか」と相手の緊張や不安を理解したうえで、話を聞いていくということも大切です。
根掘り葉掘り「聞きだす」のではなく、「伝えてもらう」というスタンスです。
一方で、本人がどうしても発作や服薬について触れたがらず、安全配慮についての不安が取り除けない場合は、今回は採用を見送るという判断も致し方ないのかもしれません。
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