障害者雇用Q&A
Q
【発達障害】作業スピードが改善しない発達障害者社員への対応
発達障害の人を2名雇用し、清掃業務を担当してもらっています。最近、作業時間が遅くなってきました。そのことを指摘すると「はい」と返事をするのですが、その後も改善が見られません。指導方法が悪いのでしょうか。
【発達障害】作業スピードが改善しない発達障害者社員への対応
発達障害の人を2名雇用し、清掃業務を担当してもらっています。最近、作業時間が遅くなってきました。そのことを指摘すると「はい」と返事をするのですが、その後も改善が見られません。指導方法が悪いのでしょうか。
A
タイマーなどで時間を示すなどの具体的な促しが効果的
指導しても作業スピードに改善が見られないとのことですが、この場合、タイマーなどで時間を示すなどの具体的な促しが効果的です。
原因としては2つ考えられ、1つは、作業へのこだわりが強く、丁寧にやろうとするあまり、時間がかかってしまっている。もう1つは、「早く」がどれくらいなのか、伝わっていない、ということです。どちらの場合も、時間を具体的に示すことで、どれくらいで作業を終わらせなければならないのか、理解がしやすくなります。
また、「はい、といったのに、わかっていない」ということはよく聞く話ですが、発達障害に限らず、知的障害や聴覚障害のある人の中には、わからなくても「はい」と答えてしまう傾向があります。子供のころから「返事は元気よくするもの」と教育されてきたり、状況を上手く説明できないことによるもの、と言われています。
支援機関と連携をして、障害の特性に合わせた指導をしていくことで、このような消耗戦を減らすことは可能になります。
▼FVPの精神障害者雇用セミナー(無料)では、このような障害特性と雇用管理のポイント、支援機関との連携の仕方について解説していきます。
https://company.fvp.co.jp/fp19/
指導しても作業スピードに改善が見られないとのことですが、この場合、タイマーなどで時間を示すなどの具体的な促しが効果的です。
原因としては2つ考えられ、1つは、作業へのこだわりが強く、丁寧にやろうとするあまり、時間がかかってしまっている。もう1つは、「早く」がどれくらいなのか、伝わっていない、ということです。どちらの場合も、時間を具体的に示すことで、どれくらいで作業を終わらせなければならないのか、理解がしやすくなります。
また、「はい、といったのに、わかっていない」ということはよく聞く話ですが、発達障害に限らず、知的障害や聴覚障害のある人の中には、わからなくても「はい」と答えてしまう傾向があります。子供のころから「返事は元気よくするもの」と教育されてきたり、状況を上手く説明できないことによるもの、と言われています。
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