障害者雇用Q&A
Q
ミーティング中に寝てしまう発達障害のある社員。注意しても直りません。
週に一度、業務の進捗報告と進め方を検討する場を兼ねて1時間程度の部署のミーティングがあります。部署のメンバーとして発達障害のある社員にも参加してもらっていますが、毎回のように寝ています。注意しても直らず、本人に聞いても「話についていけなくなると、自然と寝てしまう」と悪びれる様子もなく言われ、困っています。
ミーティング中に寝てしまう発達障害のある社員。注意しても直りません。
週に一度、業務の進捗報告と進め方を検討する場を兼ねて1時間程度の部署のミーティングがあります。部署のメンバーとして発達障害のある社員にも参加してもらっていますが、毎回のように寝ています。注意しても直らず、本人に聞いても「話についていけなくなると、自然と寝てしまう」と悪びれる様子もなく言われ、困っています。
A
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https://company.fvp.co.jp/fp19/
【発達障害】業務連絡などはミーティング以外の手段も検討する。ミーティングを行う場合は、視覚的に理解しやすい工夫があると効果的。
発達障害のある人の中には、口頭で行われるコミュニケーションの受発信が苦手な方も少なくありません。また、注意関心の調整が苦手で、仕事の場面において「集中を持続できない」「注意が散漫になる」人も見られます。
そのような特性を踏まえますと、ミーティングや会議の場で様々な情報をやりとりすることはあまり効率的ではないでしょう。業務連絡については、メールなどの視覚的な情報伝達方法にした方がよいと考えます。
ディスカッションや意見交換を必要とするようなミーティングに、どうしても参加してもらいたい場合は、次のような対応を試してみることをおすすめします。
・事前にミーティングの目的、ゴール、アジェンダを提示する
・ホワイトボードを使うなど、アジェンダを視覚的に示す
・進行者がアジェンダごとに区切りを入れる
・ミーティングが長時間となる場合、休憩時間を入れる
・話し合っている内容、決定内容は、ホワイトボードなどを使って視覚的にわかるようにする
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