障害者雇用Q&A

Q
訪問看護のサービスを受けていることをどう判断すればよいか
精神障害の応募者が訪問看護のサービスを受けていることがわかりました。これはどういう状態と考えれば良いのでしょうか。

A
訪問看護を受けていることが採用のマイナス要素にはならない。適切な支援を受けながら就労できる状態であれば戦力として期待できる。

訪問看護は、日常生活や仕事を安定して続けるためのサポートであり、健康維持、生活リズムの管理、服薬指導、心理的支援などを提供しています。訪問看護を受けていることで、体調が安定しやすいケースも多く見られるため、精神障害を持ちながら働いている人の多くが、訪問看護やカウンセリングなどの支援を受け、状態を安定させながら就労しています。

採用を検討する際は、訪問看護の利用が業務に影響を与えるかどうかを確認することが重要です。訪問看護の利用時間や頻度について聞き、業務時間内での調整が必要な場合には企業として対応可能かどうかを検討します。サービスを受ける時間を休日や就業後に変更できるかどうか確認しても良いでしょう。

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