障害者雇用Q&A

Q
てんかん発作の対応
てんかんの診断を受けている方が入社しました。てんかんの発作が起きた場合、周りはどう対処すればいいのでしょうか。

A
てんかん発作は慢性の大脳疾患です。
一人ひとり症状が異なりますが、個人の発作の症状はほぼ一定です。発作の状態や頻度、その時の対応について初めにご本人と話し合っておくとお互いに安心です。 

人によっては、発作が起こる前に頭痛がする、目がちかちかするといった前兆が起きている場合もあります。 
発作のために動きが止まったり手足を動かしたり、状況にそぐわない行動が出た場合は周囲の危険物をよけてください。 
もし意識が消失し、けいれんが起きている場合は、無理に身体を動かそうとせず、けがをしないように見守りながら回復を待ちます。 
てんかんは抗てんかん薬による薬物治療が有効です、薬の処方や検査のための定期的な受診時間の確保、体調への配慮といった会社の協力が重要です。 

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