障害者雇用Q&A

Q
受入れ部署が見つからず困っています。
精神障害者の雇用が決まりましたが、受入れを検討している部署の社員の理解が得られず苦労しています。

コンプライアンスやCSRの視点から、障害者雇用を推進することについて、全社で理解を進めてきました。障害者雇用の必要性は社員一同理解していると考えています。しかしながら、いざ受入れを打診すると、多くの部門から不安の声が強くあがり、受入れ部署が見つからず困っています。

A

【社内理解促進のための実習】自身の部門で採用し成功事例をつくる

障害者雇用については総論的賛成、各論反対という状況は珍しくありません。
これらは、障害者の担う業務がない、物理的に不可能といったことが理由ではなく、
障害者と関わったことがないことによるコミュニケーションに対する不安感、マネジメントに関する負担感によるものであると考えられます。

部門で受け入れを進める前提で、まずは人事部で採用するという方法を選択してはいかがでしょうか。可能であれば、他部門の業務も請け負うなどして関わりを意識的に作っていくとよいでしょう。

もうひとつの方法として、障害者をインターンシップで受け入れてみるという手段もあります。採用を前提にする方法とそうでない方法がありますが、職場に実際に障害者が入って業務をやってもらうことで、漠然とした不安が容易に取り除かれたという例はいくつもあります。


▼どのようにしたら、一緒に働く社員の不安・負担感を取り除けるのか。FVPの精神障害者採用セミナー(無料)では、受けれ部署に対して人事担当者が準備しておきたいことなどもお話ししています。 
https://company.fvp.co.jp/fp18/

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