障害者雇用Q&A
Q
ミスマッチを防ぐ事務職採用の業務設計ポイント
本社総務・人事部門での事務職採用を考えています。事務職と言っても、パソコンのスキルやコミュニケーション力がどの程度なのかがわからないとミスマッチが起こるのではないかと心配です。かといって、多くの方ができそうな単純な入力作業やPDF化、シュレッダー業務などだけでは業務量が不足すると思われ、将来的にその仕事が続けられるかもわかりません。ミスマッチを防ぐ事務職採用の業務設計のポイントを教えてください。
ミスマッチを防ぐ事務職採用の業務設計ポイント
本社総務・人事部門での事務職採用を考えています。事務職と言っても、パソコンのスキルやコミュニケーション力がどの程度なのかがわからないとミスマッチが起こるのではないかと心配です。かといって、多くの方ができそうな単純な入力作業やPDF化、シュレッダー業務などだけでは業務量が不足すると思われ、将来的にその仕事が続けられるかもわかりません。ミスマッチを防ぐ事務職採用の業務設計のポイントを教えてください。
A
採用後実際に取り組んでもらう業務について、求人票に明示することが重要。採用の際は、実技や実習を取り入れることでミスマッチを防ぐ
単純なデータ入力やPDF化の仕事であっても、一定量が確保できるのであれば、ルーティンで取り組める仕事として切り出しておけるのは良いと思います。一方で、それ以外の自社独自の業務についてのミスマッチが心配ということですね。ミスマッチを防ぐには、その業務についてもできるだけ明確に示すことが重要です。業務内容、必要なスキル、1日の目安の量や時間などを求人票に記載できると良いでしょう。例えば、経理関係の業務で、「Excelの基本操作(関数はSUM・AVERAGE程度)を毎日使う」と書けば、応募者にも対応できそうかどうか具体的にイメージできます。
採用にあたっては、書類選考や面接だけでなく、スキルチェックのためのPCテストなどを実施すると良いでしょう。可能であれば、実習の機会を設け、実際の業務体験や模擬作業を通じて作業スキルを確認します。実習では、業務内容の指示理解やTeamsやGoogleのアプリ・ツールに慣れているかどうかといった情報もとれるためお勧めです。応募者にとっても自身のスキル、適性を知る機会を得て、応募を判断する重要な材料になります。
単純なデータ入力やPDF化の仕事であっても、一定量が確保できるのであれば、ルーティンで取り組める仕事として切り出しておけるのは良いと思います。一方で、それ以外の自社独自の業務についてのミスマッチが心配ということですね。ミスマッチを防ぐには、その業務についてもできるだけ明確に示すことが重要です。業務内容、必要なスキル、1日の目安の量や時間などを求人票に記載できると良いでしょう。例えば、経理関係の業務で、「Excelの基本操作(関数はSUM・AVERAGE程度)を毎日使う」と書けば、応募者にも対応できそうかどうか具体的にイメージできます。
採用にあたっては、書類選考や面接だけでなく、スキルチェックのためのPCテストなどを実施すると良いでしょう。可能であれば、実習の機会を設け、実際の業務体験や模擬作業を通じて作業スキルを確認します。実習では、業務内容の指示理解やTeamsやGoogleのアプリ・ツールに慣れているかどうかといった情報もとれるためお勧めです。応募者にとっても自身のスキル、適性を知る機会を得て、応募を判断する重要な材料になります。
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