障害者雇用Q&A
Q
知的障害者向けの、震災などの災害時の対策が必要だとは思うのですが、何をどう準備していいのか分かりません。
身体障害者に対する災害時の準備は既に実施しているのですが、知的障害者に対する対策はされていません。そもそもどういった配慮が必要なのかさえ分かりません。
知的障害者向けの、震災などの災害時の対策が必要だとは思うのですが、何をどう準備していいのか分かりません。
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A
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▼知的障害、精神障害など、目に見えづらい障害については、その症状・特性を理解しておくと、いざという時の対応にも役立ちます。FVPの精神障害者雇用セミナー(無料)では、精神障害の種類、それぞれの症状や特性、対応のヒントなどを解説しています。
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【災害対策】緊急時の連絡先の確認と、通勤時でも対応できるよう連絡先が分かる緊急連絡カードを常時携行させること、日頃から避難訓練を実施することが重要です。
備えあれば憂いなし、というように、緊急時であるほど事前の準備が求められます。
特に知的障害者の場合は、緊急時に適切な状況判断が出来ずに身の危険にさらされる恐れや、通勤途中で自ら連絡を取ることができず帰宅困難になる状況が想定されます。
災害時は、家族に引き渡すことが基本になりますので、緊急時の連絡先や家族との引き渡し方法は最低限把握しておきましょう。家族に引き渡すことが困難な場合の方法も、事前に決めておくことが重要です。
また、いつ災害に遭遇しても対応できるよう、緊急時の連絡先や特性に合わせた対応方法などが記載された「緊急時の連絡カード(ヘルプカード)」を作成し、通勤中などは常時携行させるとよいでしょう。社内においても、緊急連絡先などの必要な情報がすぐに分かる一覧表を作成しておくと、社員全員が対応できるだけでなく、災害時の名簿としても活用することができます。
さらに、実際に避難訓練を行い問題がないか確認することも大切です。大げさに実施しなくてもよいので、避難時のルートや脱出用のスロープなどを確認したり、実際に広域避難場所に行ってみて下さい。
これらを日頃から確認、訓練することで、いざという時に危険を予知し、自ら安全確保に努める行動に繋がります。
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