障害者雇用Q&A
Q
精神障害者に指導担当をつけられない場合はどうすればいいでしょうか?
精神障害者の指導担当選びに難航しています。社内に障害者雇用の経験のある人材も見当たらず、新規採用も検討しましたがなかなか思うようにいきません。時間的な余裕もないので、特に担当者を決めず、部門全体で精神障害者の指導に当たろうと思います。
精神障害者に指導担当をつけられない場合はどうすればいいでしょうか?
精神障害者の指導担当選びに難航しています。社内に障害者雇用の経験のある人材も見当たらず、新規採用も検討しましたがなかなか思うようにいきません。時間的な余裕もないので、特に担当者を決めず、部門全体で精神障害者の指導に当たろうと思います。
A
▼障害者社員の業務を一括管理することは、障害者の雇用管理で最も重要なポイントの1つです。FVPの精神障害者雇用セミナー(無料)では、このようなポイントを具体的な事例とともに詳しくお伝えしています。
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【キーパーソン】専任でなくてもよいので「相談したり指示を仰いだりする指導担当(キーパーソン)」は決めておきましょう。
部門全体で障害のある社員を指導、サポートしていくという考え方は大変すばらしいと思います。
ただ、障害のある本人としては、障害のことや苦手なことを理解していて相談できる人がはっきりしていた方が安心です。特に入社当初は不安や緊張も強いため、「困ったら誰にでもいつでも気軽に相談して」と言われても、とても難しいことだと思います。業務遂行においても、指示はできるだけ同じ人から出された方が、迷いが生じにくいという利点もあります。決して専任でなくてもよいので指導担当は決めておいた方がいいと思います。
こういったキーパーソンと呼ばれる人がいる「環境」は精神障害者雇用がうまくいっている組織の共通点です。
一般的には、職場の直属の上司やその業務のリーダーが指導担当になることが多いですが、中小企業などでは社長や工場長自身がなっている場合もあります。
なお指導担当(キーパーソン)の社員に対しては、一般社員と障害者の間の調整でさまざまな負担が生じないとも限りません。指導担当社員に対しての、会社(人事)からのバックアップやサポートも必要だと考えます。
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- 一般社員に対してどこまで開示できるのか?
- 発達障害者への指示出しのポイント
- 体調を聞いても「大丈夫」としか言われない
- ジョブコーチはどこまでやってくれるの? …など