障害者雇用Q&A

Q
新しい仕事を依頼する際の注意点
発達障害の社員に、データ集計の仕事に挑戦してもらおうと思い、手順を説明し、時間にも余裕をもって仕事を依頼しましたが、全く着手せずに1週間経過していました。わからなければ相談してほしかったのですが。

A
納期に時間のある仕事の場合も、プロセスを区切って依頼・進捗確認を行う。特に新しい仕事を依頼する場合は注意が必要。

新しい仕事を依頼する際、時間に余裕をもって取り組めるよう配慮されたということですね。完成形を共有しておくことも重要で一連の手順を説明された点も良かったのですが、初めての仕事の場合は、プロセスを区切り、明日までに1まで、あさってまでに2をというように、途中までの進捗を短い期限で依頼すると良いでしょう。
説明を聞いて理解できたと思っても、実際やってみるとよくわからないことがある場合など、自身でなんとか解決しようとして着手できなかったり、やろうとしたものの手が止まってしまうことがあります。
また、指示と違うことをやっていても気づかずに先まで進めてしまうこともあり得ます。完成までに焦らず取り組めることを伝えつつ、着手は早く、途中経過の報告をもらいながら進めましょう。

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