障害者雇用Q&A

Q
長期欠勤の障害者はどのようにすればよいのでしょうか?

長期欠勤の障害者がいます。どのように対応したらよいでしょうか。

A

【長期欠勤の障害者への対応】残業を同僚に代わってもらったことがきっかけで申し訳なくなってしまい、出勤できなくなってしまった障害者社員のことについて相談を受けたことがあります。

出勤できないことが申し訳なくなり、さらに休みを重ね、休みが重なることで
連絡することすらも申し訳なくなる…
ちょっとしたことがきっかけで出社できなくなってしまった障害者社員の存在は、実は珍しいことではありません。
そうではなく、一人暮らしなどの場合、病気で寝込んでいるかもしれません。

「少し様子を見てみよう」と思わず、就労支援機関経由で、あるいは直接、なるべく早く連絡することをおすすめしています。長期にわたって欠勤する障害者への対応も、基本的には就労支援機関に対応を依頼するとよいと思います。就労支援機関に登録していない障害者の場合は、居住地の自治体の福祉事務所に連絡してください。
福祉事務所は、障害者の状況を包括的に把握しており、その援護や生活指導などを行う役割を担っています。
もし、長期に連絡が取れず生存確認の必要があれば「安否確認を」と依頼するとすぐに対応してくれるようです。


▼業務以外のことについて、どうしたら良いのか悩まれる担当者もいらっしゃるかと思います。FVPの精神障害者雇用セミナー(無料)では、そういった場合の支援機関との連携の仕方などもお伝えしています。 
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