会社探訪 〜土屋喜久が訪ねた障害者雇用の最前線〜

☆☆ ダイキンサンライズ摂津の創立30周年記念式典に、出席しました ☆☆

5月26日、大阪市内のホテルで、株式会社ダイキンサンライズ摂津の創立30周年記念式典が挙行されました。

SACECでは、畠山理事長と私にご案内を頂戴し、私も、これまでのご縁から「これはぜひとも」と、出席させていただきました。

記念式典には、行政関係、雇用支援・就労支援関係、ダイキン工業株式会社の幹部の方々、大金空調(上海)有限公司からお越しの皆さんなど、100名近い関係者とともに、ダイキンサンライズ摂津の200名を超える全社員が出席。たいへん華やかな雰囲気の中で、最初に同社の30年の歩みを動画で拝見しました。

その後、澁谷栄作社長からご挨拶があり、森山一正 摂津市長をはじめ、来賓の方々からの祝辞が続きました。

なかでも、ダイキン工業の井上礼之会長からは、創立当初の経緯として、摂津市から要請があり、当時の会社トップがこれを重く受け止め、大きな決断となったとのご紹介があり、心に残るご祝辞となりました。


澁谷栄作社長のご挨拶


記念式典に続いて、賑やかに懇親会となりました。私の両隣の席は、ダイキン工業の竹中直文 専務執行役員と、ダイキン工業労働組合の秋山直宜 中央執行委員長。ダイキンの労使幹部の方々と、親しくお話しすることができました。また、会場では、久しぶりにお目にかかった大阪の就労支援機関の皆さんと、旧交を温めることもできました。

10周年の記念式典の際には、障害を持つ社員は約50名だったとのこと。20周年では約100名、今回の30周年では200名に。右肩上がりの社員数に、同社の業績と社員の皆さんの弛まぬ努力の跡を見る思いがいたします。

ダイキンサンライズ摂津の社員の皆さんの今後ますますのご活躍と、同社のさらなるご発展をお祈りしつつ、会場をあとにしました。




*掲載した資料や写真は、各社からご提供いただいたものです。
*文中の「ショウガイ」の標記については、引用部分などを除き、法令と同様の「障害」としています。
土屋喜久(つちや・よしひさ)

株式会社FVP 執行役員
一般社団法人障害者雇用企業支援協会(SACEC) 顧問
学校法人ものつくり大学 顧問

1962年生まれ、群馬県出身。
厚生労働省において、障害者雇用対策課長、職業安定局長、厚生労働審議官を務め、障害者の雇用促進に深く関わった。
同省を退職後、2022年5月、SACECの顧問に就任。
本年10月、FVP・執行役員となる。
これからも障害者雇用へのかかわりを深めていきたいと考えている。