障害者雇用Q&A

Q
障害者就業・生活支援センターはどこまでやってくれるのでしょうか?

採用した障害者のアフターフォローは、これまで訓練してきた就労移行支援事業所にやってもらっていましたが、突然「これから『障害者就業・生活支援センター』が担当になる」と言われました。
就労移行支援事業所が熱心にケアしてくれたおかげで何の問題もなく現在まできています。それだけに不安です。障害者就業・生活支援センターとはいったい何なのでしょうか。就労移行支援事業所にやってもらっていたようにきちんとケアしてくれるのでしょうか。

A

【なかぽつの役割】障害者就業・生活支援センターとは、障害者の就業支援と就業する上で生活の支援を提供する相談機関です。

その障害者の居住地の身近な地域において、就業面と生活面における一体的な相談支援を実施しています。
就労移行支援事業所は就職に向けた訓練(支援)を提供する機関であり、就労後もアフターフォローとして支援を実施するのですが、期間は6ヵ月~1年で終了することが大半です。

その後のフォローは障害者就業・生活支援センターが本人の登録によって引き継がれることになります。「なかぽつセンター」「しゅうぽつセンター」とも呼ばれます。
就労移行支援事業所の手厚い支援に比べると淡泊だと感じるかもしれませんが、雇用中の障害者が就業継続のための支援を行うのが役割ですので遠慮なく相談してください。期間の定めもありません。

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