「障害者就労支援士」検定を実施する団体の設立に向けて、準備を進めています。

※この文章は、一般社団法人日本職業協会の会員誌「清流」(2026年中秋号)に寄稿したものです。皆さん、こんにちは。
今回は「障害者就労支援士」に関する取組について、ご報告いたします。
「障害者就労支援士」は、厚生労働省の作業部会において、制度の創設が打ち出された資格です。この資格は検定試験によることとされ、その試験は民間団体が実施することとされています。
私は今、大妻女子大学の小川浩先生とともに、この新しい団体の設立に取り組んでいます。現在、定款の認証や法人登記に向けた詰めの作業に入っており、関係方面との調整を進め、年内には団体を設立することができるよう、準備を加速させることとしています。
検定試験の実施に向けては、団体設立後、すみやかに厚生労働省に指定の申請を行い、その指定を受けて、2028年の早い時期に、初回の検定試験を実施したいと考えています。
私たちが正式に準備を始めることができるのは、もちろん、上記の指定を受けてからですが、現段階で、私たちなりに、資格の位置づけや試験の具体的な実施方法などについて、少しずつ固めることができました。
主な出題領域や検定問題のイメージについても、私たちの想定を整理していて、例えば、ごく一例ですが、下記のような問題を想定しています。
問 発達障害の障害特性とその対応について、もっとも適切なものを1つ選びなさい。
1 自閉スペクトラム症(ASD)のある人は、対人関係に困難が生じやすいため、一人で行う業務を担当させることが望ましい。
2 注意欠如・多動症(ADHD)のある人が作業手順を忘れる場合は、本人が意識して記憶するよう、繰り返し指導することが望ましい。
3 発達障害のある人への支援では、本人の障害特性や職務上の課題を把握し、指示の明確化や手順の可視化、作業環境の調整などを個別に検討することが望ましい。
4 発達障害のある人は環境の変化に適応することが難しいため、いったん職務内容や作業方法を決めた後は、できるだけ変更しないことが望ましい。
労働局・ハローワークの職員の皆様をはじめ、障害者雇用・就労支援に関わる多くの方々に、この資格にチャレンジしていただき、「障害者就労支援士」の社会的な認知や意義・評価を高めていくことができればと思っています。
今後も微力を尽くしてまいりたいと思いますので、ご支援・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は「障害者就労支援士」に関する取組について、ご報告いたします。
「障害者就労支援士」は、厚生労働省の作業部会において、制度の創設が打ち出された資格です。この資格は検定試験によることとされ、その試験は民間団体が実施することとされています。
私は今、大妻女子大学の小川浩先生とともに、この新しい団体の設立に取り組んでいます。現在、定款の認証や法人登記に向けた詰めの作業に入っており、関係方面との調整を進め、年内には団体を設立することができるよう、準備を加速させることとしています。
検定試験の実施に向けては、団体設立後、すみやかに厚生労働省に指定の申請を行い、その指定を受けて、2028年の早い時期に、初回の検定試験を実施したいと考えています。
私たちが正式に準備を始めることができるのは、もちろん、上記の指定を受けてからですが、現段階で、私たちなりに、資格の位置づけや試験の具体的な実施方法などについて、少しずつ固めることができました。
主な出題領域や検定問題のイメージについても、私たちの想定を整理していて、例えば、ごく一例ですが、下記のような問題を想定しています。
問 発達障害の障害特性とその対応について、もっとも適切なものを1つ選びなさい。
1 自閉スペクトラム症(ASD)のある人は、対人関係に困難が生じやすいため、一人で行う業務を担当させることが望ましい。
2 注意欠如・多動症(ADHD)のある人が作業手順を忘れる場合は、本人が意識して記憶するよう、繰り返し指導することが望ましい。
3 発達障害のある人への支援では、本人の障害特性や職務上の課題を把握し、指示の明確化や手順の可視化、作業環境の調整などを個別に検討することが望ましい。
4 発達障害のある人は環境の変化に適応することが難しいため、いったん職務内容や作業方法を決めた後は、できるだけ変更しないことが望ましい。
労働局・ハローワークの職員の皆様をはじめ、障害者雇用・就労支援に関わる多くの方々に、この資格にチャレンジしていただき、「障害者就労支援士」の社会的な認知や意義・評価を高めていくことができればと思っています。
今後も微力を尽くしてまいりたいと思いますので、ご支援・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

土屋喜久(つちや・よしひさ)
株式会社FVP 障害者雇用アドバイザー
一般社団法人障害者雇用企業支援協会(SACEC) 顧問
学校法人ものつくり大学 理事長
1962年生まれ、群馬県出身。
厚生労働省において、障害者雇用対策課長、職業安定局長、厚生労働審議官を務め、障害者の雇用促進に深く関わった。
同省を退職後、2022年5月、SACECの顧問に就任。
2023年10月、FVP・執行役員に就任。
2025年4月、同社の障害者雇用アドバイザーとなる。
これからも障害者雇用へのかかわりを深めていきたいと考えている。
株式会社FVP 障害者雇用アドバイザー
一般社団法人障害者雇用企業支援協会(SACEC) 顧問
学校法人ものつくり大学 理事長
1962年生まれ、群馬県出身。
厚生労働省において、障害者雇用対策課長、職業安定局長、厚生労働審議官を務め、障害者の雇用促進に深く関わった。
同省を退職後、2022年5月、SACECの顧問に就任。
2023年10月、FVP・執行役員に就任。
2025年4月、同社の障害者雇用アドバイザーとなる。
これからも障害者雇用へのかかわりを深めていきたいと考えている。
