障害者雇用Q&A

Q
作業量が多いと意欲を失う発達障害者社員への対応
発達障害のある社員をはじめて雇用しました。業務スキルはそれなりにあるのですが、作業量が多いととたんに意欲を失い、業務が進まなくなってしまいます。作業量が多いからこそお願いしたいので、何とかならないものでしょうか。

A
作業量が多い時には小分けして指示をする。単調な作業・苦手な作業が続かないよう業務スケジュールを工夫する

このように、作業量が多いことで意欲の減退が見られる時には、小分けにして指示すると良いでしょう。例えば、「1番から200番までを今日中に終わらせてください」ではなく、「1番から50番までを10時までに終わらせてください」。その業務が完了後、「では、51番から100番までを12時までに終わらせてください」というようにです。ゴールは近い方が、集中力が続きます。また、誰にでも言えることではありますが、単調な作業や苦手な作業を長時間、休みなく行うことは難しいものです。合間に得意な作業や、身体を使う作業などを入れるなど、業務スケジュールを工夫すると、集中力の低下を防ぐことができます。

▼FVPの精神障害者雇用セミナー(無料)では、精神障害者の雇用管理のコツを、事例を交えてお伝えします。https://company.fvp.co.jp/fp19/