障害者雇用Q&A

Q
就労支援機関の役割を教えてください。

採用した障害者が登録している支援センター(就労支援機関)の担当者に「何かありましたらいつでもご連絡ください」と言われました。
どんなときに連絡すればよいのでしょうか。

A

【就労支援機関の役割】雇用している障害者のことについて、就労支援機関の相談のタイミングは2つのケースに大別されます。
1.いつもと違う行動(もしくは反応)がある(あったとき)
2.問題というほどではないものの、それが続いたり、何回も繰り返すなど、業務遂行、あるいは働き続けるうえで課題があること

たとえば
休憩時間から戻るときにいつも5分遅れてしまう。「動きがゆっくりなので仕方ないかな」と思っていたし、この程度で相談していのかなと思っていたケース。
遠慮なく相談してください。支援機関担当者が本人に遅刻しないためのルール設定をしたことで遅れることなくきちんと仕事に戻れるようになりました。

※障害者の生活や就労を支援する相談機関(以下就労支援機関)が各地に設置されており、弊社では、その就労支援機関へ登録している障害者を採用することを強くお勧めしています。国の制度で運用される障害者就業・生活支援センター(通称:ナカポツまたはシュウポツ)や自治体の制度によって運用される就労支援センターなどが代表的です。行政が民間団体に委託して運営されている公共のサービスで、利用料はかかりません。

▼FVPの精神障害者雇用セミナー(無料)では、このような支援機関との連携の仕方のほか、精神障害者の特性や雇用におけるポイントなどをお話ししています。 
https://company.fvp.co.jp/fp19/

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