障害者雇用Q&A
Q
定型業務の職域拡大について
精神障害の方複数名のチームで、入力作業を中心とした定型業務を行っています。職場環境、人間関係は良好との評価を得ており、「このまま働き続けたい」と言ってもらっていますが、入社後、3年以上経過する中で、さすがにマンネリ感があります。業務の幅は広げてきたものの、納期の短い仕事やプレッシャーのかかる業務は、依頼する側、受ける側双方に負担がかかるため、これまでは積極的に導入してきませんでした。一時的に不安定になることがあっても、難易度の高い仕事にチャレンジしてもらうべきでしょうか。
定型業務の職域拡大について
精神障害の方複数名のチームで、入力作業を中心とした定型業務を行っています。職場環境、人間関係は良好との評価を得ており、「このまま働き続けたい」と言ってもらっていますが、入社後、3年以上経過する中で、さすがにマンネリ感があります。業務の幅は広げてきたものの、納期の短い仕事やプレッシャーのかかる業務は、依頼する側、受ける側双方に負担がかかるため、これまでは積極的に導入してきませんでした。一時的に不安定になることがあっても、難易度の高い仕事にチャレンジしてもらうべきでしょうか。
A
短い納期で、正確性を求められる仕事は「あてにされている」ことが実感できる仕事。手順書の作成、試行期間の設定、ダブルチェックの仕組みづくりなどの工夫により挑戦することが、障害者の職域を広げ、採用を増やせる可能性にもつながる。
ここまで適切な雇用環境づくりとマネジメントを行ってこられたことで、高い定着率を維持できているのは素晴らしいことです。今後は個々の成長とやりがいの促進が課題ということですね。ご案内のとおり、短い納期の中で正確性を求められる業務は、従事する人には負荷がかかりますが、それをこなせるようになれば、会社への貢献度も高まり、大きなやりがいにつながりますので、チャレンジする価値があると思います。手順書の作成や試行期間の設定、ダブルチェックの仕組みづくりなど、マネジメントの工夫でクリアできることも多いと考えます。他部署から業務を切り出す想定であれば、その業務を依頼することで現場が楽になる「面倒な仕事」を少しずつでも受けてみることをお勧めします。「助かる」という言葉を引き出せれば、継続的な仕事になる可能性が高まります。また、定型業務が途切れることなく用意できるということであれば、採用を増やすことも可能ではないでしょうか。新たに採用する人には、これまでやってきた定型業務を、先輩社員には、適性を見つつ、新業務や後輩社員の指導を担当してもらうことで、職場全体がリフレッシュすることも期待できます。
ここまで適切な雇用環境づくりとマネジメントを行ってこられたことで、高い定着率を維持できているのは素晴らしいことです。今後は個々の成長とやりがいの促進が課題ということですね。ご案内のとおり、短い納期の中で正確性を求められる業務は、従事する人には負荷がかかりますが、それをこなせるようになれば、会社への貢献度も高まり、大きなやりがいにつながりますので、チャレンジする価値があると思います。手順書の作成や試行期間の設定、ダブルチェックの仕組みづくりなど、マネジメントの工夫でクリアできることも多いと考えます。他部署から業務を切り出す想定であれば、その業務を依頼することで現場が楽になる「面倒な仕事」を少しずつでも受けてみることをお勧めします。「助かる」という言葉を引き出せれば、継続的な仕事になる可能性が高まります。また、定型業務が途切れることなく用意できるということであれば、採用を増やすことも可能ではないでしょうか。新たに採用する人には、これまでやってきた定型業務を、先輩社員には、適性を見つつ、新業務や後輩社員の指導を担当してもらうことで、職場全体がリフレッシュすることも期待できます。
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疑問やお悩みの答えが、きっとここにあります。- 精神障害者に「頑張れ」は禁句?
- 一般社員に対してどこまで開示できるのか?
- 発達障害者への指示出しのポイント
- 体調を聞いても「大丈夫」としか言われない
- ジョブコーチはどこまでやってくれるの? …など