障害者雇用Q&A

Q
面談で泣いてしまう発達障害者社員の対応
発達障害の診断を受けている社員を雇用しました。定期的に面談をしているのですが、面談になると内容にかかわらず毎回泣いてしまい、そのあと話ができなくなってしまいます。どうしたらいいでしょうか。

A
本人の興味のある話題、身近でイメージしやすいテーマの話などを導入にして、緊張をほぐしたうえで本題に入る

発達障害の特性上、予測不可能な事態や、人とのやり取りに対しては不安を感じる人も多く、面談などの普段と異なる環境では、感情が高ぶったり、ストレスを感じやすかったりすることがあります。その結果、感情がコントロールできず泣いてしまうことがあるかもしれません。
面談を始める前にご本人が話を聞きやすい環境を整えておくことが大切です。
例えば面談の前にご本人の興味のある話題や身近でイメージしやすいテーマでの話をすることで緊張をほぐしてから本題に入るとよいでしょう。また正面に座るのではなく90度で対話する方がお互いに話しやすくなります。事前に面談のテーマを伝えておくと、ご本人も準備をして臨むことができます。

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